Kvevri,Anfora,Tinaja,Karas,Pithos,Kame
温故知新
故き良き造り方が、新しいワインの未来をつくる
人類が初めて飲んだワインは、コーカス地方(ジョージア)が発祥の地と言われています。そのワインはクヴェヴリというカメ壺(アンフォラ)を使って作られていました。畑で収穫したぶどうをカメ壺に放り込んでおくとワインが勝手にできている。自然のチカラだけのナチュラルワイン。そして21世紀に入り、人間は自然の微生物と戦う(加工と添加)のではなく、共生していくことほうが優れていることに気がつき始めた。そのジョージアの伝統的なクヴェヴリによるワイン作りは、2013年にユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。
自然の質感
大地の香りや個性をストレートかつシンプルに伝える
ワインの熟成過程で酸素を取り込むことで呼吸をし、酸が変化し、熟成し風味が深まります。アンフォラで醸されたワインは、木樽で醸造されるワインのように樽香や風味が足されることなく、大地に香りやぶどう果実の香りや味わいを、自然のままシンプルに味わえるワインとなります。