オレンジワイン

滲み透る美味しさを知る

自然の恵みを丸ごと
オレンジワイン

オレンジワインとは

オレンジワインは白ぶどうでつくったワイン。収穫したぶどうを潰して取ったジュースを皮や種と漬け込んで発酵させます。発酵により皮や種から抗酸化成分(ポリフェノール)やエキスや皮の色素が出てワインがオレンジ色(琥珀色)になったものをオレンジワインと言います。

右の図の一番左のラインですね。熟成は樽やステンレスタンクで行われますが、オレンジワイン発祥のジョージアではクヴェヴリという素焼きのカメ壺を地中に埋めてそこで熟成させます。

学術的なワインの分類としてのオレンジワインはないので、生産者や輸入者、さらには酒販店でも、白ワインとして扱っているケースもあります。

オレンジワインの原点は、東ヨーロッパ(西アジア)一体にありジョージアのクヴェヴリを使った古代的な方法で作ったアンバーワインと言われている。また、イタリアで赤ワインと同じ製法を白ぶどうを使って行ったヴィーノビアンコマセラート(Vino bianco macerato)があるが熟成前に皮と種が除去しワインだけを貯蔵器で寝かす。それに比べて、ジョージアのアンバーワインはクヴェヴリで熟成している間も皮や種を取り除くことなくスキンコンタクトしたままである。

オレンジワインとは

オレンジワインはどんな味

オレンジワインは、白ぶどうの果汁と一緒に皮や種を漬け込み発酵させることで、ぶどうの皮や種に含まれているエキス(旨味)、アロマ(スモーキーな香り)、タンニン(渋み)がしっかりと溶け込んで個性的でぶどう本来の深い味わい。

オレンジワイン流行の経緯

イタリア発、赤ワインの同じ方法で白ぶどうで作ったワインを『オレンジワイン』とイギリスのインポータが呼んだのが始まりのようだ。 2004年頃のはなしである。その後、オレンジワインの外観の美しさや個性的な味わいにメディアが注目。ヴォーグなどファッション誌に取り上げられ、ロンドン、ニューヨーク、パリなどのスタイリッシュなワインバーで急速に広がり始めた。イタリアのグラヴネル、ラディコン、スカークなどイタリア北部の醸造家のオレンジワインの人気が沸騰し、現在に至っている。ジョージアのオレンジワインも紹介されていたが日本ではジョージアのオレンジが紹介されてるようになったのはここ2、3年のことである。

参照記事 Vogue

オレンジワインが注目され人気急増の理由

01.

自然の抗酸化力がいっぱい

皮や種から出るポリフェノールやカテキン、タンニンなどで抗酸化作用がしっかり含まれ、白ワインより亜硫酸塩を使わず醸造できるようになる。そのため、美容と健康に嬉しい成分が含まれているのです。

02.

造り手の哲学を

オレンジワインが生まれた背景には、自然の生命力と恵みを最大限取り込んでワインを完成させていく。いかに自然に逆らわず、自然環境とともに生き、それを破壊することなく、持続的な生産を続ける。

麻婆豆腐

03.

幅広い料理とペアリング

そもそも白ワインに合う料理との相性はとてもよい。赤ワインと同様に多くの抗酸化物質(ポリフェノール)も含まれており赤ワインのように脂っこい肉料理などとの相性もよい。さらに中華料理や日本料理などアジアの出汁系、発酵系の料理との相性も素晴らしい。

04.

ユネスコの無形文化遺産

ロシア時代に抹殺されたジョージアのワイン文化が1991年、その支配が崩壊し、昔ながらのクヴェヴリを使った伝統的なワイン造りが復活し、2013年12月にユネスコ世界文化遺産(人類の無形文化遺産部門)に登録され、世界中の注目を浴びた。

アンバーワイン

オレンジワインはジョージアで生まれた

白ぶどうの皮と種を搾汁と一緒に醸して作る(スキンコンタクト)オレンジワイン。そのスキンコンタクトのワイン作りは、ワイン発祥の地、ジョージアを起源とする。紀元8000年の古代から、行われているワイン醸造方法。ただ、ロシア支配下でずっと封印されてきた。注目されるようになったのは、最近のこと。2008年に世界的なスローフード協会のプロジェクトで認定され、2013年にユネスコも世界文化遺産にクヴェヴリ醸造が登録されたのがエポックとなった。

北野商店セレクト

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