コンセプト2

自分らしい贅沢をみつける

パンをかじっていれば生きてはいける。でも、一度しかない人生なんだから、豊かな気分で食事やお酒を愉しみたいものだ。だから、パンに加えて、テーブルにバラ(花)やワインを添えて楽しみたい。花やワインのある暮らしは少し贅沢なのかもしれないけど、人間らしく生きていくためには必要なものだと思うんだよね。

確かにワインはビールや焼酎に比べると高額な酒だ。それだけにだれもが少しでも美味しいワインを飲みたいと思っている。 でも、世界には星の数ほどワインの種類がある。ずらっと並んだワインを前にどれを選んでよいのかわからない。結局、お財布と相談しながら手頃な値段のものを選んで注文する。家に帰って飲んでみて、がっかりなんてことも少なくない。

「その時の気分であれでもないこれでもないと飲みたいワインを選ぶ」そんな時間をつくり、自分の体に染み込むように入っていくワイン=自分のお気に入りのワインが見つかり喜びを感じる。これってとてもシンプルな贅沢だと思うんだ。換言すれば、周りの印象とか気にすることなく、自分にとってお気に入りのワインを見つける、まるで自分で一人で旅をするように。。

自分にローカルなワイン

自分らしい贅沢をするためには、まずは、自分の身の丈にあったワインを賢く選んで欲しい。同時に、自然の恵みを感じるワイン、生産者の思いが詰め込まれたワインを通して「本当の美味しさ」を体感することで、自分の「好き」を知る。自分の「好き」を知ることはワインの愉しむための必須条件だ。

ワインに限らず、自分の「好き」に気がついてない人が多い。雑誌やネットの評価で飛びついて、それに必死に自分の味覚を合わせようとする。それって本物の贅沢じゃないよね。

例えば、自分が選んだワインを片手に、好きな人や親しい友達と、旅行した、暮らした、そんな思い出を共有しながら弾む会話を愉しむ。自分がご機嫌になれる料理とあわせて自分が選んだワインを飲む。とてもシンプルだけど贅沢だよね。

自分の「好き」に一番近いから選んだワイン、そんな自分にローカルなワインを好きな人と味わうことが感性を刺激して豊かな気分になっていく。なんて贅沢なんだろう。。と感じたいものだw

当店で販売するワインたち

土着品種のネイティブワインを

当店では、その生産国ごとの良さが伝わる土着品種でつくられた個性的なワインを中心に紹介していきたいと思っています。ワインに使われるぶどうには「国際品種」と「土着品種」に大別できます。国際品種とは多くの国々で広く栽培されている消費者にも広く認知されているブドウ品種。土着品種とはそれぞれの国で昔から育てられているネイティブ「地のもの」な品種です。 特に、それぞれの国(土地)の特徴や良さを感じながらワインを飲むことでより旅をするようにワインを楽しめるのではないかと思っています。特に、その地域の小さな造り手がつくるその土地の自然がいっぱい詰まったワインを共有したいと思っています。

winelasy

知らなかった美味しさの発見

店主みずから、色々な土着品種のワインを実際に飲んでみて美味しいと思ったワインだけを販売していきたいと思っています。お客様にも試飲してもらい、「気に入れば買って帰って飲む」スタイルで、と思っています。それぞれの国で大昔から現代まで飲まれ続けれるているには理由があります。その地域の土地や自然の力を感じながらワインを楽しむことで、色々な美味しさの発見もあるかと思います。自分の知らなかった美味しさに出会えた時、ヒトは心から感動、是非、そんな体験をしてもらえれば思っています。

俺

店主のつぶやき

世の中では人生100年時代とか言っているが、長生きする中身が大事だよなと考えたら、酒販免許をとっていた。それも60過ぎて(笑) 「この酒、美味いよねとか言いながら」毎日、過ごせたら幸せだよね。

何万円以上もする偉大な高級ワインとかではなく、自分の身の丈にあわせて贅沢な時間を感じれるワインを中心に販売します。肩書や格付けなど関係なく、磨き抜かれた職人技でお客様の心を刺激していく上質なワインを見極め、当店にきてくれる方の感性を喜ばせるたくらみをしていきたいと思う。

 

 

K. Kitano