ジョージアワイン

ジョージアワインは世界最古のワイン産地のひとつ、1991年に旧ソビエトから独立し、それまでは自家消費中心。独立後、世界中にその品質の高さで注目されています。日本でもここ数年間で一気に人気となり、オレンジワインブームに火がつきました。
世界的に自然派のワインが注目されており、伝統的なジョージアワインで使われるブドウは、農薬や化学合成肥料を極力使わない健全な土壌で栽培されたものです。さらにブドウが野生酵母で自ら発酵するように添加物を加えないなど、醸造においても人の手をできるだけ加えない、そしてクヴェヴリに入れて発酵させ、それからマラニという石造りの蔵の地中に埋め込んで一定の温度でブドウを再発酵させ熟成させる。その伝統的な製法は、2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。